右半身麻痺失語症 現実を受け入れる

目安時間 5分
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意識が戻っても寝ていることの多い日々でした。

その間私は、夫の仕事の整理をし始めました。

 

命は取り止めたものの、障害が残り仕事の再開がいつになるかわからないこと。

そのままにしていても私も継続できるわけもなく

経費だけはどんどん掛かっていくことから

事務所を閉じることにしました。

 

手術後の経過

5日過ぎたころから話かけると反応し以前より目も開くようになってきました。

左手でギュッと握ってというと握り返すことも。

 

顔の右も麻痺があるため、左唇を上げてなにか言おうとします。

言葉で表現できませんが 顔で表情も表現できるようになってきました。

 

手術後1週間が過ぎて 頭のホチキスが取れました。

 

昔のイメージでは 頭に包帯グルグル巻き

ガーゼで傷口を覆っているイメージでしたが

そういうことは全くなく 傷口も乾いている状態でした。

 

鼻と尿の管も取れましたが、むくみと尿の出が悪いことが懸念されてました。

 

食事は流動食。 40度の熱が出ることもあり解熱剤を服用し

尿の管が再びつくようになってました。

 

意識はあるものの むくみや顔にも少し麻痺が出ているようで

まだ普段の様子ではなかったです。

 

右半身麻痺と失語症

経過が落ち着いてくると 左手で携帯を持ち眺めることもできるようになりました。

異業種交流会の席で容体が急変したこともあり自分のFacebookに

「頭の手術をしました。」とコメントを入れてました。

 

右半身が動かないこと 自分が話せないことをどこで理解したかは

定かでないですが 命があったこと、子どもや家族友達と会えてることが喜びでした。

この時はまだ、その後に起こる感情にも気づきませんでした。

 

執刀医の先生から手術後の経過と今後のリハビリの話がありました。

この病院では手術はできても その後のリハビリは出来ないことと

次の病院をどこにするかの提案がされました。

  • リハビリの成果を上げている新しい病院
  • リハビリと入院施設のある病院
  • リハビリがあるけど高齢の方が多い病院

3つの病院を提示され、初めて聞くことに決めかねるも

まだ若いのでリハビリで成果を上げている新しい病院を選びました。

 

その病院は一番自宅から近かったことも幸いでした。

 

ナースセンターの前の病室から4人部屋に移り 体調も少しずつ

回復してきました。転院先も決まりこれからリハビリに励むので

こちらでも始めましょうということになりました。

 

ところが、全く動けない状態なので ベットから車椅子への移動も大変で

リハビリ室に行っても 全く立てない、これでリハビリができるんだろうか

という状態でした。

夫は体が大きく ベット移譲も4人がかりでないと動かせない状態でしたから

支える方も大変だっと思います。

 

 

言葉の方は全く話せませんでした。

こちらの言うことは理解できますが 自分から言葉を発することは

言いたいけど言えない、まだ言葉が出ないという状態でした。

 

自分の名前も子どもたちの名前も出てきませんでした。

携帯の着信を見てかけようとしますが 声が出ないのです。

 

携帯の向こうで息子の声が聞こえると 泣き顔になりました。

 

本人の気持ちを知ることは 計り知れませんが

突然、目覚めたら右半身が動かなくなっていて 言葉も出てこない

生きていて良かったと思ったのも束の間

この体とどう向き合っていくのか 本人もどうしようもなく不安だった

だろうと思います。

 

私もこの体になったけれど、

「生きて笑ってくれてるだけでいい。」と心から思いました。

命があって生かされていることに感謝です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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